2011年8月28日日曜日

旅行準備編ーユーロ現金の両替(1)

手数料の検討
まず、日本円の現金を銀行に持ち込んで両替を行うと、たとえば、1,000ユーロ相当の両替をする場合、手数料分として、約6,000円〜8,000円程度かかってしまう。
今回は、できるだけ手数料を抑えつつ、手間暇とのバランスを考えた両替を考える。
今回はヨーロッパ旅行の準備として、日本円からユーロへの両替方法を記述する。

方法1:FX会社と銀行の外貨普通預金口座を利用した方法
FXは証拠金取引で外貨を売買するものだが、FX会社によっては、外貨の両替のサービスがある。
利用するFX会社として、マネーパートナーズFXを使う。
口座開設し、クイック入金を行えば、手数料0円でFXの口座に日本円を入金できる。
次に、三菱東京UFJ銀行で総合口座に加え、ユーロの普通預金口座を開設する。
総合口座の預金通帳と印鑑を銀行窓口に持参し、「ユーロの普通預金を開設したい」と申し出れば、手続きをしてくれる。
手渡されるのは通帳のみ。

次に、マネーパートナーズFXの口座管理に、外貨預金の出金口座を登録する。
開設したユーロの普通預金口座を外貨の出金口座として登録する。

マネーパートナーズFXに日本円を入金
クイック入金で手数料無料で入金できる。

次に、「コンバージョン」を行う。
このとき、日本円からユーロへのレート換算が適用されるので、
実勢レートを日頃からよく見て、タイミングを計って実行する。
コンバージョンの場合、FX取引で提示されている「買い(ASK)」レートに20pipが加算される。1ユーロあたり0.2円がコストといえる。
ユーロへのコンバージョンが完了したら、振替を行う必要があり、その次に出金依頼の手続きとなる。
出金には、月に1回まで無料だ。
このあたりが、ちょっと面倒だが、マネーパートナーズFXのサイトに手順が書いてあるので問題ない。

出金依頼が完了したら、数日で、東京三菱UFJ銀行のユーロ口座にユーロが入金される。
入金を確認したら、出金可能な店舗が決まっているので、たとえば赤坂支店などで出金の予約として支店に連絡を行う。
来店して、口座から出金することで、ついにユーロ現金を手に入れることができる。
このとき、銀行には手数料として1ユーロあたり2円50銭が必要となる。
 1,000ユーロだとすれば、2,500円の手数料を銀行に支払う。

1,000ユーロの場合、必要な手数料を合計すると、
FX会社:200円
銀行:2,500円
合計:2,700円
比較的簡単で、それほど手間もかからない方法だとこのやり方が手数料をかなり低く抑える方法だと思われる。

ちなみに、米ドルの場合であれば、
マネーパートナーズFX+シティーバンクのマルチマネー口座を出金口座として登録し、
FXでの両替・出金(200円)と現地ATMでの現金引き出し(概ね300円程度の手数料)という最安の方法がある。

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