手数料の検討
まず、日本円の現金を銀行に持ち込んで両替を行うと、たとえば、1,000ユーロ相当の両替をする場合、手数料分として、約6,000円〜8,000円程度かかってしまう。
今回は、できるだけ手数料を抑えつつ、手間暇とのバランスを考えた両替を考える。
今回はヨーロッパ旅行の準備として、日本円からユーロへの両替方法を記述する。
方法1:FX会社と銀行の外貨普通預金口座を利用した方法
FXは証拠金取引で外貨を売買するものだが、FX会社によっては、外貨の両替のサービスがある。
利用するFX会社として、マネーパートナーズFXを使う。
口座開設し、クイック入金を行えば、手数料0円でFXの口座に日本円を入金できる。
次に、三菱東京UFJ銀行で総合口座に加え、ユーロの普通預金口座を開設する。
総合口座の預金通帳と印鑑を銀行窓口に持参し、「ユーロの普通預金を開設したい」と申し出れば、手続きをしてくれる。
手渡されるのは通帳のみ。
次に、マネーパートナーズFXの口座管理に、外貨預金の出金口座を登録する。
開設したユーロの普通預金口座を外貨の出金口座として登録する。
マネーパートナーズFXに日本円を入金
クイック入金で手数料無料で入金できる。
次に、「コンバージョン」を行う。
このとき、日本円からユーロへのレート換算が適用されるので、
実勢レートを日頃からよく見て、タイミングを計って実行する。
コンバージョンの場合、FX取引で提示されている「買い(ASK)」レートに20pipが加算される。1ユーロあたり0.2円がコストといえる。
ユーロへのコンバージョンが完了したら、振替を行う必要があり、その次に出金依頼の手続きとなる。
出金には、月に1回まで無料だ。
このあたりが、ちょっと面倒だが、マネーパートナーズFXのサイトに手順が書いてあるので問題ない。
出金依頼が完了したら、数日で、東京三菱UFJ銀行のユーロ口座にユーロが入金される。
入金を確認したら、出金可能な店舗が決まっているので、たとえば赤坂支店などで出金の予約として支店に連絡を行う。
来店して、口座から出金することで、ついにユーロ現金を手に入れることができる。
このとき、銀行には手数料として1ユーロあたり2円50銭が必要となる。
1,000ユーロだとすれば、2,500円の手数料を銀行に支払う。
1,000ユーロの場合、必要な手数料を合計すると、
FX会社:200円
銀行:2,500円
合計:2,700円
比較的簡単で、それほど手間もかからない方法だとこのやり方が手数料をかなり低く抑える方法だと思われる。
ちなみに、米ドルの場合であれば、
マネーパートナーズFX+シティーバンクのマルチマネー口座を出金口座として登録し、
FXでの両替・出金(200円)と現地ATMでの現金引き出し(概ね300円程度の手数料)という最安の方法がある。
2011年8月28日日曜日
旅行準備編ーユーロ現金の両替(2)
日本国内でユーロ現金を両替し準備する方法として、できるだけ手数料を安く抑える方法の2つめを記述する。
方法2:マネーパートナーズの外貨受取サービスを利用する
マネーパートナーズFXに口座開設をする。
クイック入金で日本円をFXに入金する。
「コンバージョン」でユーロへの両替を実施する。(このときに上乗せコストとして1ユーロあたり0.2円上乗せされる)
ユーロ資金の振替を行う。
次に出金だが、マネーパートナーズFXでは、成田での受け取りに限り、現金出金の依頼ができるサービスを行っている。
成田受け取りの出金を依頼する。
第一ターミナルか第二ターミナルか指定する必要があるので、旅行に合わせて指定する。
このとき、マネーパートナーズに1回500円の手数料を支払う必要がある。
出金依頼の手続きが終わると、その画面をプリントし、あとは成田で提示して受け取ることになる。
かかるコストは、1,000ユーロの場合、
コンバージョンに200円+出金手数料に500円の700円となる。
市中の両替ショップや郵便局、あるいは銀行などで日本円現金からの両替に比べると、かなり有利に両替ができることになる。
ただし、成田でしか受け取りができない場所の制限と、受け取りの際に9:00〜18:00の時間帯が限られる制限など、出発便との兼ね合いが成立するかどうかで利用可否が決まるので、それなりに制限事項に注意したい。
方法2:マネーパートナーズの外貨受取サービスを利用する
マネーパートナーズFXに口座開設をする。
クイック入金で日本円をFXに入金する。
「コンバージョン」でユーロへの両替を実施する。(このときに上乗せコストとして1ユーロあたり0.2円上乗せされる)
ユーロ資金の振替を行う。
次に出金だが、マネーパートナーズFXでは、成田での受け取りに限り、現金出金の依頼ができるサービスを行っている。
成田受け取りの出金を依頼する。
第一ターミナルか第二ターミナルか指定する必要があるので、旅行に合わせて指定する。
このとき、マネーパートナーズに1回500円の手数料を支払う必要がある。
出金依頼の手続きが終わると、その画面をプリントし、あとは成田で提示して受け取ることになる。
かかるコストは、1,000ユーロの場合、
コンバージョンに200円+出金手数料に500円の700円となる。
市中の両替ショップや郵便局、あるいは銀行などで日本円現金からの両替に比べると、かなり有利に両替ができることになる。
ただし、成田でしか受け取りができない場所の制限と、受け取りの際に9:00〜18:00の時間帯が限られる制限など、出発便との兼ね合いが成立するかどうかで利用可否が決まるので、それなりに制限事項に注意したい。
旅行準備編ーユーロ現金の両替(3)
マネーパートナーズFX以外のFX会社についての覚え書き
セントラル短資FXも両替のサービスがある。
こちらのほうが、作業は単純
口座開設とインターネットでのクイック入金は同様に簡単。
こちらも、外貨の普通預金口座を銀行に用意して、外貨の出金口座をセントラル短資に登録する必要がある。
口座開設時に設定できなかった場合、変更届をダウンロードして、用紙に記入してFAX送信する必要がある。FAXはあった方が便利。
出金口座の登録に際しては、手数料を考慮して注意が必要。
セントラル短資FXからの外貨出金の際、みずほ銀行と三井住友銀行については、手数料無料で出金できる。東京三菱UFJの場合、本店にある口座だったら手数料無料だ。
それ以外は、出金に1回1,000円の手数料がかかるので要注意。
ユーロ普通預金からのユーロ現金引き出しに際して、銀行側での手数料も注意が必要
三菱東京UFJ銀行の場合、1ユーロあたり2円50銭の手数料が必要となる。
出金可能な店舗も決まっている。
みずほ銀行については、ユーロ普通預金口座に着金する際に2,500円の手数料が必要。
(これをリフティングチャージという)
さらに、ユーロ現金の引き出しの際に、1回1,000円の手数料がかかる。
みずほ銀行も、出金可能な店舗が決まっている。
銀行での外貨現金引き出しの際は、事前に店舗に連絡して在庫の確保をしてもらう必要がある。概ね、1週間前に連絡しておけば大丈夫。
三井住友銀行は、口座を持ってないので未調査。
1,000ユーロまでの少額なら、東京三菱UFJ銀行が有利
1,000ユーロ以上の金額なら、みずほ銀行での出金が有利
セントラル短資FXでの操作は、
オンラインでコンバージョンを行う→出金の依頼を電話で依頼する
という2ステップで完了する。
約2営業日ほどで、銀行の外貨普通預金口座に着金する。
手軽さと金額に応じて利用を検討した方がいい。
セントラル短資FXも両替のサービスがある。
こちらのほうが、作業は単純
口座開設とインターネットでのクイック入金は同様に簡単。
こちらも、外貨の普通預金口座を銀行に用意して、外貨の出金口座をセントラル短資に登録する必要がある。
口座開設時に設定できなかった場合、変更届をダウンロードして、用紙に記入してFAX送信する必要がある。FAXはあった方が便利。
出金口座の登録に際しては、手数料を考慮して注意が必要。
セントラル短資FXからの外貨出金の際、みずほ銀行と三井住友銀行については、手数料無料で出金できる。東京三菱UFJの場合、本店にある口座だったら手数料無料だ。
それ以外は、出金に1回1,000円の手数料がかかるので要注意。
ユーロ普通預金からのユーロ現金引き出しに際して、銀行側での手数料も注意が必要
三菱東京UFJ銀行の場合、1ユーロあたり2円50銭の手数料が必要となる。
出金可能な店舗も決まっている。
みずほ銀行については、ユーロ普通預金口座に着金する際に2,500円の手数料が必要。
(これをリフティングチャージという)
さらに、ユーロ現金の引き出しの際に、1回1,000円の手数料がかかる。
みずほ銀行も、出金可能な店舗が決まっている。
銀行での外貨現金引き出しの際は、事前に店舗に連絡して在庫の確保をしてもらう必要がある。概ね、1週間前に連絡しておけば大丈夫。
三井住友銀行は、口座を持ってないので未調査。
1,000ユーロまでの少額なら、東京三菱UFJ銀行が有利
1,000ユーロ以上の金額なら、みずほ銀行での出金が有利
セントラル短資FXでの操作は、
オンラインでコンバージョンを行う→出金の依頼を電話で依頼する
という2ステップで完了する。
約2営業日ほどで、銀行の外貨普通預金口座に着金する。
手軽さと金額に応じて利用を検討した方がいい。
登録:
投稿 (Atom)